葉月二十七日。最低8.2度、日差し弱く最高20.4度寒くなりまし

yatsugatake2005-09-30

昨夜は、うすだスタードームへ出かけスターウォッチングを楽しみました。
星座教室「銀河鉄道の夜」に参加したのです。当然、作品に登場する星々を実際に、観望しようというわけです。
10月の「賢治を読む会」、「秋の星座に親しもう」(佐久市子ども未来館会場)の準備を兼ねて下調べをし、期待が一層高まりました。
空の晴れ具合も80点(指導者談)で、街中とは比べられない星空になりました。
目が慣れてくると天の川がぼんやりと見えてきました。本当に久しぶりでした。
白鳥座アルビレオ(青=サファイア・黄=トパーズの二重星)を皮切りに、口径60センチ反射望遠鏡はじめ、何台かの望遠鏡が威力を発揮しました。手持ちの10倍双眼鏡も、それなりに活躍しました。
主なものを列記すると、M15、M11、M57(こと座、惑星状星雲=環状星雲)、M2など。アンドロメダ座γ星(二重星=アルマク)。M31(アンドロメダ大星雲)。居残りで、火星、プレアーデス星団(昴)。ペルセウス座二重星団、これは「夜の宝石箱」小粒のダイヤモンドをふた掴み、黒いビロードの上にばら撒いた、と形容されるまさに必見の美しさでした。
宮澤賢治もこの星空を見上げては、人間のありように思いを巡らしたに違いありません。
ありがたい楽しい星座教室でした。
今日は佐久市子ども未来館に出かけ、昨日の星座教室の成果を報告したり、プラネタリウム番組「秋の星空」を視聴したり、当日に用いる資料(案)をもとに、館の皆さん方と打ち合わせ会を行いました。