葉月二十九日。暖かい風が吹き込み、午後1時に29.0度になりまし

yatsugatake2005-10-02

暖かい南風が吹き込んで、一気に昨日の寒さが夏の暑さに変わりました。
でも、明日からは北の寒気が入り込んで、気温が下がるとのことです。
季節は確実に進んでいて、次々といろいろな木が実も熟しています。
今日は、オオヤマレンゲ(大山蓮華)を紹介します。
コブシやホオノキなどと同じモクレン科に属します。初夏に咲く白い花は香りも良く、木の蓮、つまり木蓮(もくれん)と呼ばれる所以です。また、属名のマグノリアはエキゾチックな響きがします。宮澤賢治は、童話「マグノリアの木」のなかで、「サンタ、マグノリア、枝にいっぱいひかるはなんぞ。」「セント、マグノリア、枝にいっぱいひかるはなんぞ。」〜「さうです、マグノリアの木は寂静印です。」と、サンタ・マリアを連想させるような文を書いています。
秋の実もなかなか面白いです。ひと月ほど前に赤くなった実が、今日見ると、爆ぜて中から朱色の種子がのぞいていました。
午後は、日本女子オープンをテレビ観戦しました。宮里藍選手の見事な優勝を見届けてから、外に出ると、大菊の蕾が大分膨らんで、径2センチにもなっていました。
支柱を立て直したり脇芽を処理したり、甘皮がはげた物は、雨を避けるために軒下に取り込みました。