長月一日(朔日)。秋空に、涼しい風が吹きました。 

yatsugatake2005-10-03

今日は、旧暦九月一日です。暦の上で、晩秋に入ります。
しばらく前から、モズが鋭い声で「キーキーッキーキーッ…」と、高鳴きをしています。
残念ながら、声はすれども姿は見えません。
高鳴きはなわばりの宣言。これも秋の季節を物語っているのです。
植物は次々と、季節の移り変わりを見せてくれます。
今日は、ウメモドキ(梅擬き)の実を紹介します。広辞苑には、モチノキ科の落葉低木、晩秋、紅色または白色球形の小果を結び、落葉後も残る。…解説があります。
うちの庭では、実が赤く色づいたのが、例年になく早かったようです。
ウメモドキの名前ですが、私はてっきりこの赤い実が梅の花を思わせるからだと、思い込んでいました。確かに、雪をかぶった赤い実はそのまま赤い梅の花のように見えます。
ところが、広辞苑や図鑑などの解説は、「葉が梅に似ている」とあります。でも、名前に付けるほど似ているかな?せっかくの良い名前が、これでは台無しです。あまり、詮索しないことにしましょう。
なお、先日の「星の街・あおぞらの街」全国大会、第2日。高円宮妃殿下が、佐久こども未来館の庭に、ウメモドキをお手植えされました。