窓越しに外を見ると、雲間に薄い朝日が差し始めていました。
そして屋根に積もった雪を、ツグミが盛んに啄ばんでいます。今朝も、氷点下１０度ほどに下がっていますから、液体の水は飲みたくてもその辺にはありません。こんな光景を実際に目にして、野鳥の身になることが出来ました。
昨日、ユズの実を妻の弟が持って来てくれました。藤沢市の自宅で採れた実を、例年は年末にいただいています。それを飾ったり、ユズ湯に入ったりしたんですが…。厚かましく所望したところ、今年はあまり採れなかったのだそうです。無理をさせてしまいました。
ちょうど、テレビで下伊那郡天龍村の「柚べし」作りを放映していました。長野県最南端では、ユズが実るのです。寒い信州佐久では育たないので、貴重なありがたいお土産でした。
新鮮な柑橘類の実の色を見たり、香りを嗅いだりすると、何ともいえず頭がスッキリします。早速、写真に撮りました。夜食には薬味としていただきました。
今日の午後は、すっかり雲ってしまいました。
６時をまわって、夕刊を取りに出たら、何と丸いお月様が雲を透かして輝いています。
左下がほんのわずかに欠けています。雲に隠れたり出たりして、周りに雲の虹色の輪も見られます。
寒さも忘れて、しばらく眺めました。
