春の嵐、雨量17.5ミリ。午後から春の日になりました。

yatsugatake2006-03-17

未明から吹き荒れていた、風の音に起こされました。
外を見ると、まとまった雨量になったようです。木の枝がしっとりと濡れています。「木の芽起こし」の雨、遠目にサンシュユの木全体が黄色味を帯びて見えます。ロウバイの蕾も、黄色味を増したように見えます。
近くに寄って見ると、やっぱり一個の花が開き始めていました。ここ数日、膨らんだままの蕾が開く時を今か今かと待ち望んでいたのです。今日、まさに開花しました。厳寒のために、半分はあきらめていた冬越しができたのです。
碓氷峠の向こう、松井田町では1月に咲くロウバイ(蝋・臘梅)が、佐久市では、今頃になってしまうのです。枝にはまだ、蕾がいっぱい着いています。果たして全部が花開いてくれるかは心もとないですが、もうしばらく期待して待ちましょう。


アメダスを見ると、昨夜からの雨量のトータルは17.5ミリでした。ありがたい春の雨でした。今朝の強風の風速は?と、見るとWNW3〜4m/s、意外でした。その後に見た、10時の風速5mが一番でした。東京が30m以上の風速だったそうですから、佐久市は、強い風でなく、ありがたいなと思いました。
保育園から聞こえてきます。「いつのことだか おもいだしてごらん あんなことこんなこと あったでしょう…」卒園式の練習、精一杯の歌声です。春、強風の頃になると、子ども時代を思い出します。


午後2時を回り、雲が切れて春の日が注ぎ始めました。
青空をバックに、今日開き始めたロウバイ(品種、満月ロウバイ)の花を、クローズアップで撮ってみました。
完全に開ききった花も、乞う、ご期待です。