晴れたり曇ったり、寒風が吹きすさびました。

yatsugatake2006-03-19

千曲川べりを、車を走らせました。
川原の植物は、まだ冬のたたずまいです。
「〜緑なす繁縷(はこべ)は萌えず 若草も藉(し)くによしなし〜」
 島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」(落梅集)を口ずさみながら、「まだ春は早いなー。3月今頃に詠んだのかなー。」と、思ったりしました。
藤村が「小諸義塾」の英語教師として赴任したのが明治32年、その直後にこの詩は作られたそうです。
午後3時、寒風がなかなかおさまりませんが、チップを田んぼへ運びました。
耳が痛いほどの寒風が吹きすさび、「早春賦」の歌詞、「春は名のみの風の寒さや〜」「氷解け去り 葦は角ぐむ〜」そのものでした。
画像は、ショウブ(菖蒲)の芽生えです。土手の枯葉を取り除いたらその下から現れました。水ぬるむ春が待たれます。


1・2年生チームによる春の高校駅伝伊那市)をテレビ観戦しました。
結果は、「祝、佐久長聖高校、ダントツ優勝」。元気をもらいました。これで、暮れの「都大路」が、一層期待されます。


今夜の「二十日のお月様」。月の出時刻は、22:13。
『星空ガイド』によると、22:42に、「月が木星の南、05°17′3を通る」と、あります。「月と星の接近ショー」が、楽しみです。