花曇り、午後3時に14.4度のぽかぽか陽気でした。

yatsugatake2006-04-01

朝4時、最低気温は氷点下1.2度。予報より下がりませんでした。
このところ毎日のように、植物たちが地面に顔を出し始めます。
画像は、エンレイソウ(延齢草)の様子です。
驚いたことに、折り畳まれた葉がまとまって一気に地表に現れてきたことです。
土の中で、地表に出るべき日を今か今かと待っていたようです。
これも、エンレイソウの生命力と言えるのでしょう。「スプリングエフェメラル」に共通な自然を生き抜くための巧みなからくりとも言えます。
三枚輪生の大きな葉が全開して、春の日を精一杯受け始めるまで、二日?ほど。そして、花もすぐに開くその見事さに拍手をおくります。
因みに、根茎を干したものは延齢草根といって、胃腸薬になるそうです。


思い立って、北信濃にドライブしました。
小布施のハイウェイミュージアムに、「花日記、ボタニカルアート展」を観るのが主目的です。
浅間サンライン沿いの木々はまだ冬の装いです。上信越道は路面が真っ白、融雪ためにの撒いた「塩カル」です。仕方ないことですが、公害が心配になるほどです。
懐かしい「北信五岳」(飯縄・戸隠・黒姫・妙高・斑尾)が、春霞の中に浮かんで見えました。
1年、365日の花の繊細な絵は、実に見事でした。目の保養になりました。
寒さのきびしい北信濃、春らしさは萌え出した公園のシダレヤナギの葉だけでした。
帰り道は地蔵峠越え、道路わきや沢筋に残雪が見えました。