暖かい朝、お昼前から北西の強風が吹き荒れました。

yatsugatake2006-04-03

空気が澄んで青空が気持ちのいい朝。
草木も、日に日に元気に伸びています。
カタクリも、期待どおり順調に蕾が膨らんできました。
今年も、2枚の葉も大きくなりました。
そして、その間に1本の花茎が伸びて1個の花を着けました。
三日ほど前の冷え込みで、葉も花芽も凍り付いてしまい、枯れてしまうかと心配しました。そんなことは忘れるほどです。
早春の花は、一見ひ弱そうに見えて、なかなか強かなものです。
地中に深く張った根が、そのエネルギーなのでしょう。
カタクリは、種子が発芽してから6年。長い年月かかかって、葉が2枚になるとようやく花を着けます。1枚の葉では、花を着ける力が足りないのです。
そう思いながら観ると、カタクリという植物に、健気さを感じるのです。
また、葉の斑模様にはどんな意味があるんでしょう?カタクリは、なんとも不思議な感じがする植物です。
カタクリの開花から結実まで、これからもていねいに観察するつもりです。


「六日のお月様」が、夕方5時ごろから天頂に見えました。
動いてゆく方向、西を向いて見ると、確かに春の月の特徴、舟形に見えました。「地球照」もかすかに認められました。
霜予報が出て、明朝は冷え込みそうです。