10時頃から晴れて、午後2時に25.5度の夏日になりました。

yatsugatake2006-06-05

白花のアヤメが咲き出しました。
これで、アヤメの仲間がほぼ咲きそろいました。
画像の「アヤメ(文目)」は、アヤメ科アヤメ属を代表する種で、アヤメ属植物の総称にも使われます。
花びら(外花被片)の基部に、黄色と紫色の虎斑模様があることで、他種と区別ができます。
別名を「ハナアヤメ」と言います。サトイモ科のショウブを、古くは「アヤメ(あやめ草)」と呼んでいたので、花の咲くアヤメを意味した名前です。
学名は、Iris sanguinea 属名のIris(アイリス)は、虹の意とか。
同じ属に、ハナショウブキショウブカキツバタ、シャガ、イチハツなどがあります。
「いずれあやめかかきつばた」と、区別が難しいところから、言われます。
花のつくりが、巧妙にできていて興味深いです。
例えば、雄しべは、平たい雌しべの花柱の下に隠れていて、上からは見えません。
(画像では、真ん中奥に黒っぽく見えています。)雨を避けたり、虫が出入りする際に花粉が着いたりして、受粉を助けているものと思われます。
今夜も、「十日のお月様」が雲間に姿を見せてくれました。