期待の「クロモジ」の花が咲きました。

yatsugatake2007-04-24

春本番、花が次々と咲きそして散って行きます。
画像は「ゲンカイツツジ」と「ロードデンドロン・吉野」です。
ちらほらと咲き始め(10日前の画像)てから、この頃の満開まで長い間楽しんできました。
どちらも、シャクナゲの仲間だそうです。葉が出る前に花が咲くので、木全体には無理があるようで心配です。早めに、花を摘んでやるつもりです。
 「クロモジ」の花と葉芽です。
「ダンコウバイ」と同じ、クスノキ科の落葉低木です。樹皮の暗緑色に黒い斑紋がつくことから、識別できます。
「くろもじ」は、歯をケアするための楊枝のことを控えめに言う、女房詞(ことば)とか…。それが今では、和菓子をいただくための楊枝に使われているのも、面白いです。


黄色の小花が固まって、散形花序をなしています。雌雄異株です。この花はどちらかは不明です。
賢治作品に、登場します。『宮澤賢治語彙辞典』によると、「マグノリアの木」「なめとこ山の熊」「税務署長の冒険」などです。いずれも、その独特な匂いを、記述しています。
「くろもじのにほひが風にふうっと漂って来た」




今日で、野良仕事は三日目です。
遅ればせながら、石灰と苦土石灰を散布し、ジャガイモの畝(1列だけ)を立て、元肥を施しました。
その後、奥の休耕田へ行き池の泥上げ作業…。クワイの玉が10個ほど転がり出てきました。予期しない収穫に思わずにっこり…。
ネギ坊主・サクラエビかき揚げとクワイの天ぷらが、夕食の食卓にのぼりました。手作り料理は、とても美味しかったです。クワイが甘いのには、ほんとうにびっくりしました。
どうやら、季節限定版のお得意料理になりそうです。