初夏の南紀、「紀の松島めぐり」遊覧

yatsugatake2007-05-31

5時起き、朝食前に家を出発。
参加者が44名がそろいました。6:10、小諸ICから高速に…。昨日の天候はウソのよう。初夏の日差しの中を、バスは、「南紀」を目指してひた走り…。42号の山道には、旧暦、卯月(うづき)に相応しく、「ウツギ(卯の花)」の白い花が、山を覆いつくしていました。
午後3半を回った頃には、那智勝浦港に到着しました。久しぶりに見る海、海無し県に住む者には新鮮、疲れも忘れました。
遊覧船「オルカ」は、その意味からシャチの形…、凪いだ湾内から海蝕洞穴をくぐり、外海に出ると太平洋の荒波が痛快でした。
画像は、点在する島々、兜島、筆島などが紺碧の海に浮かんでいます
下の画像、手前は逆光の中の「ラクダ(駱駝)島」です。ちょっと分かりにくいですが、駱駝がうずくまっているユーモラスな形、海に浸かって気持ちよさそうに、「らくだ、らくだ」と言っています。
東北の松島にも匹敵する「紀の松島」…、さすがに見事な絶景…40分間の楽しい島巡り遊覧でした。


ホテルに落ち着き、楽しみな懇親会も9時には、決まりよくお開き…。部屋の戻って、二次会…。
待望の入浴は、その後になってしまいました。
旧暦、卯月15日。露天風呂から、煌々と輝く真ん丸いお月様が、下界を見下ろしていました。
少し離れて東側に、ひときわ明るいお星様が一つ…。マイナス2.5等星の「木星です。
目を凝らすと、お月様の脇に、赤っぽい星が一つ…。さそり座の1等星、「アンタレスです。しかし、月明かりのために、顔色なしと言ったところです。
望遠レンズの持ち合わせなく、画像は撮れませんでした。が、脳裏にしっかりと刻み込みました。