今日も快晴、秋風がさわやかでした。

yatsugatake2007-09-04

朝6時、16度。随分涼しくなりました。
空気も澄んで、浅間連峰の山肌もくっきりと見えます。
頭の天辺を見上げると、画像、青空に「文月二十三日(下弦)」の白いお月様が、ぽっかりと浮かんでいます。
(昨日と同時刻、7:58)
緑色に写っているのは、アオキ(青木)の葉です。
午後は、さわやかな秋風に誘われて、休耕田に出かけました。
トンボ(蜻蛉)がすいすい飛んでいます。
「ワレモコウ(吾亦紅)」の花穂の先に止まりました。これは、「ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)」のようです。

ノシメトンボ」は、ごく普通に見られる蜻蛉です。
『長野県昆虫図鑑』の解説を、一部引用します。
名前は武士の礼服に用いる織物の熨斗目(のしめ)からきており、この縞模様に腹の黒紋が似ているという。やや大型のアカネで体長は45?内外。胸部側面中央の黒い筋は太くて上のふちに届く。羽の先は黒茶色。雄は成熟しても腹部上面の中央が赤色化するだけで、雌は殆んど赤くならない。〜(以下略)
上の画像では分かりませんが、この個体は腹部が赤茶色なので、ノシメトンボの♂と思われます。

ほかに、イナゴ(蝗)が跳びはね、コオロギが鳴いています。
1匹のイナゴがスギナに摑まり、音のする方と反対側にくるくると向きを替えながら、身を隠しています。
一種の擬態なのでしょうが、観ているとその滑稽さに頬が緩んでしまいます。
細い稲の茎に摑まって生活する「イナゴ」という虫に備わってきた本能なんでしょうね…。

画像、今日も浅間山」に「白煙」が上っています。
夜になって空は曇り、湿っぽい雨風が吹いています。早くも、台風9号の遠い影響でしょうか?
とにかく雨・お湿りが欲しいです。
秋野菜の芽生えのためにも、明日こそ「乞うご期待」です。