「アキグミ(秋茱萸)」の実が色づき始めました。

yatsugatake2007-10-11

朝の曇り空も晴れて、園庭から元気な声が聞こえてきます。
今日は、祖父母を招いての「ミニミニ運動会」です。
10月中旬は、暑からず寒からず…。
今日のようにお天気が安定する、よい季節です。
画像、挿し芽で苗をつくり、鉢植えで育ててきた「アキグミ(秋茱萸)」の実が色づき始めました。
葉の裏の銀色も、爽やかな感じです。

画像、近づいてみました。表面の銀色の斑点が鮮やかです。
『花おりおり』(湯浅浩史)から、一部引用します。
〜果実は柄が短く、丸くて径8ミリ以下で小さい。ただ、数は多く鈴なり。完熟すると渋みが消え、食べられる。食用や実の観賞以外に、本種は別の顔も。根が窒素固定細菌と共生し、やせ地で育つ上、潮風に強く、沿岸緑化に役立つ。〜
川原に生え、「カワラグミ」の名があることも、なるほどと分かります。
「砂山」(北原白秋)の歌詞に、「〜ぐみわらわけて〜」があります。
これは、新潟の海岸の「グミ原」とのことです。この「グミ」の種は、何でしょう?
『花おりおり』の解説からしても、「アキグミ」であると、推察しますが…。課題です。
今日は、旧暦、九月一(朔)日です。
いよいよ季節も「寒露」…。「晩秋」です。
田んぼの虫たちも、めっきりおとなしくなりました。