駒場公園の木々が色づき始めました。

今朝も冷え込みました。(2時、7.5度)
「賢治を読む会」10月例会の日です。いつものように、紹介する「季節の植物」標本を用意しました。
画像が、「スズランの赤い実」と「タデの仲間、3種」です。
3種とは、「ミゾソバ」「アキノウナギツカミ」「ヤナギタデ」
です。
慣用句の「蓼食う虫も好き好き」は、辛味を有する蓼(ヤナギタデ)の葉を、虫が平気で食べることから出ています。確かに、画像中央「ヤナギタデの葉」は、食べられて穴だらけになっています。

テキストは、「ポラーノの広場を、長文なので、三分の一読みました。
会が終わってから、試しに葉を噛んだ会員たちは、その辛味にびっくり…。「この辛味は好き…」「日本のハーブだ…」と、賑やかでした。
会員が持参した植物標本は、大きな「ダリア」の花、「キクイモ」「アキノキリンソウ」「アメリカセンダングサ」などの花でした。
外に出ると素晴らしい秋晴れ東京オリンピックの開会式の日を思い出させます。
駐車場の周りの木々が色づき始めています。「トウカエデ」「カツラ」「ハルニレ」「ナツツバキ」などです。「カツラの落ち葉が、いい香り…」と、話してくれる会員もいました。
画像は、駐車場入り口わきの「ハルニレ(春楡)」の木です。黄色く紅葉しています。
中央に、浅間山が望めます。

昨日付け読売新聞コラム、「四季(長谷川櫂)」、「ハルニレ」が紹介されました。
「楡の木の下なる秋を惜しみけり」 小澤慶子
北欧神話では、この木から最初の女性が生まれた…。と、あります。
一本立ちの大木なら、そのような感じがするんでしょうね。