「小寒」、雲ひとつない穏やかな日でした。

yatsugatake2008-01-06

今日は「小寒」、寒の入りです。
朝の冷え込みは、氷点下6度と相変わらずですが、雲ひとつない晴天、「日本晴れ」でした。
気温も午後4時に10.8度と、久しぶりに二桁にまで上がりました。
画像、「冬至梅」の花が開き始めました。「紅梅(大盃)」に遅れること、三日ほどです。
花に近寄ってみました。
ほのかに香っています。梅の白い花には、特に気品が感じられます。
昨日の「紅梅」と同様に、青い空をバックに、光に透かして撮りました。
6枚花弁の花も、たまにあります。

村上護:『けさの一句』に、与謝蕪村の白梅の句が紹介されています。一部を引用します。
しら梅や誰がむかしより垣の外
〜詩人の萩原朔太郎の解は、恋多き少年の日に、白梅の咲く垣根の外で恋人が待っていたとイメージする。おもしろいけど飛躍が過ぎる、というのが大方の評である。梅は垣根の内に植えられるもの、外にあるのは不思議なこと。興味はそこから過去の時間へとさかのぼってゆく。美しく咲く白梅を眺めながら、同じように観賞した昔の人々を空想したか。
明日の朝は、「七草がゆ」をいただきます。その食材を、家で探し用意しました。
左は、「アシタバ(明日葉)」の芽です。茎の上部は霜枯れましたが、株元に新芽が芽生えて見えます。これは芹科の健康食材なので、効き目がありそうです。楕円形の葉は、「チンゲンサイです。これも使えそうです。
右は、春の七草の一つ「ゴギョウ」。つまり「ハハコグサ(母子草)」の芽です。
 
身土不二(しんどふじ)」の言葉のとおり、身のまわりで採れる食材がありがたいです。