午前中から、雪がチラチラ…。
始めのうちは、降りながら融けていくという淡雪でした。
出されていた「大雪・着雪注意報」も、早々に解除されてしまいました。
すぐにも止むと予想していたのに、午後からは気温も下がって、積もり始めました。
予報が、甘かったのかも知れません？
画像は、外の「ロウバイ」の枝に降り積もった雪です。
せっかくふくらみ始めた「ロウバイ」の蕾に、雪が降り積もっています。
乾いた冷たい風に吹き曝されているよりは、いいのかも知れませんが…。
なんとか、無事に冬越しして、花を見せて欲しいものです。
こちらは、「ロードデンドロン吉野」の花芽に降り積もる雪です。
何重もの鱗片で覆われているので、耐寒性は心配ありません。
大雪が降ると、林芋村（はやしうそん）の歌を、いつも思い出します。
「深雪せる野路に小さき沓の跡われこそ先に行かましものを」
林芋村は、下伊那郡平谷尋常小学校の先生をつとめ、教育への情熱や苦悩を多くの短歌に残しました。この歌も、教え子たちへの愛情と自責の念とを詠んだものです。
画像の歌碑は、平谷から売木に向かう国道１４８号線沿いに建てられています。
この歌碑の前に立つたびに、身が引き締まります。
今日の雪は、とうとう一日中降り続きました。夜１０時までに、降水量のトータルは約５ミリ…。まとまった量になりました。
これから、道の雪かきをしてきます。
