日照なく、「木の芽起こし」の雨になりました。

朝からどんより曇り、冷え込みもなく春のようです。融け残った積雪も、庭の隅にわずかになりました。
画像、緑の葉が見えます。
これは、「ヒガンバナ彼岸花)」の葉です。

この緑の葉は、冬中、雪の下で寒さに耐えてきました。
葉は、これから春のうちに枯れて、秋に花茎が出てきて、花が咲くわけです。
ヒガンバナ、「葉見ず、花見ず」と呼ばれます。つまり、葉と花はそれぞれ別の時期に現れる。
だから、葉と花とが同時に見られない…。変わった植物です。
奥には、「コルチカム」が芽を出しています。

これは、「シュウメイギク秋明菊)」の発芽の様子です。
まだ早春、白い産毛に包まれて、芽生えてきました。
凍土がほぼ融けたので、花木類の株分けの好機です。三日前から、作業を始めています。
「ヒュウガミズキ」「サンゴミズキ」「レンギョウ」「キンシバイ」などを、株分けしました。「シュウメイギク」は、一緒に掘り上げてしまったものです。
分けたものは、娘家族の新築住宅の庭に運ぶ予定です。
「株分け」は、「一石三鳥」ほどの作業になりました。