山梨県へ、研修に出かけました。

たわわな「ももの実」(20.7.27

地区の農業組合の仲間と、山梨県方面に親睦・研修に出かけました。
ちょうど「桃狩りの季節」でもあり、その栽培法についても実地に見聞を広めようというわけです。
朝からどんよりと曇り、期待した車窓からの八ヶ岳も富士山は、雲に包まれてしまいしました。
10時前に目的地の農園に着くと、夏の日がじりじりと照りつけ、盆地の暑さを実感しました。
そして、桃の木には大きな実がたわわに着いていました。
特殊な菌により作った肥料を施し、農薬を極力使わない栽培であることを、園主は力説されました。
果肉が茶色く酸化することがなく、甘味がしつこくないことなど…、試食しながら味わいました。
八ヶ岳甲斐駒ケ岳山麓に広がる、あるウィスキー醸造を見学しました。夏休みの家族連れで賑わっていました。

ミネラルウォーターの製造工場も見学しました。
その大量生産ぶりから、引用の水道は、将来なくなってしまうのではないかと、不安に襲われました。
また、ペットボトルの空容器10本をリサイクルすることで、作業着1着できるという説明を聞いて、感心しました。
昼食をとっていると、早くも雷雨になりました。
駐車場から醸造所への散策の小路に、世話の行き届いたヤマユリ(山百合)が見事でした。

帰路、八ヶ岳高原ラインを走行中に、また大雨になりました。
141号に入ると、正面の浅間山方面に暗雲が垂れ込み、稲妻が走っています。これは、よほどの大雨のようです。
5時ごろ佐久市に戻ると、小降りになっていました。雷雲も、東の群馬県側に移動したようです。
一休みしていると、外が異様に赤みがあるので出てみました。
空の雲が、赤く青く…。急いで、写真に収めました。


甲信の山・川などの自然、中部横断自動車道、桃栽培農園、天候、雷雨…。
楽しく、密度の濃い研修ができました。