お供え用の「盆花」を用意しました。

休耕田の「盆花」820.8.7)

今日12日は、お盆の「お花市」です。
夕方から商店街には、「盆花」を並べた露店が並びます。しかし、ここ何年も出かけたことはありません。家で用意するからです。
もっと昔は、各家庭で野山に、キキョウやオミナエシなどを採りに出かけたものでした。
しかし近年、野山に花は見当たりません。
そこで、「盆花」を庭や休耕田で育てることにしました。
夕方、涼しくなってから出かけました。
画像は、休耕田の様子です。
画面の右側に、「ミソハギ」、左側に、「コガマ(小蒲)」です。
このほかに、画面に写ってはいませんが、「オミナエシ」、「クサキョウチクトウ(オイランソウ)」、「ユウゼンギク」、「オニユリ」を採りました。
あとは庭の「キキョウ」、それと、おばあちゃんの家から「タカノハススキ」をいただいてくれば、あとは飾るだけです。
妻が、「ガマ(蒲)」の穂をいただいてきました。
比較のために、「コガマ」(左)と「ガマ」(右)を2本ずつ並べて、撮りました。

名前のとおり、穂の大きさはかなり違います。それと、「コガマ」は、雄花群と雌花群との間に隙間がなく付いています。
「ガマの穂」といえば、「因幡の白兎」のお話を思い出します。
因みに、傷に効くのは「ガマの穂」ではなく、「ガマの花粉」だそうです。