「迎え盆」、夜に待望の雨が降りました。

「カサブランカ」ユリ(20.8.13

昨夜に開き始めたカサブランカ」ユリの花…、
今朝、3輪が開きました。
オリエンタルハイブリッドの代表格「カサブランカ」が、「迎え盆」の朝に開花するなんて…。ちょっと不思議な感じでした。
因みに、「カサブランカ」の語源は、スペイン語で「白い家」の意味です。
白い大輪の花が、白い家を思わせるのかも知れません。
今日は、迎え盆です。
おばあちゃんの家に行って、「タカノハススキ(鷹の羽薄)」をいただいてきました。

ススキの園芸品種で、横に入る斑が「鷹の羽」に見立てられた名前です。別名、「ヤハズ(矢筈)ススキ」も同様な見立てによります。「トラフ(虎斑)ススキ」、「ゼブラススキ」の名前もあるようです。
今日は、「賢治を読む会」の8月例会です。「風の又三郎」を輪読しました。
子どもたちの水浴びの描写が素晴らしく、自分たちの水浴び体験を思い出し、懐かしみました。
小川をせき止めてプールをつくり、腹ばいになって歩く…。麦わらを両脇に抱えて、浮き輪代わりにして流れに身を任す…。
いずれも、嬉々としている様子が目に浮かびます。
自分の体で、自然を体験し自然を学ぶ…。今の子どもたちにも味合わせてやりたいなー、と思ったことでした。
お昼ごろ、冷房の部屋から外に出ると、まさに熱風を感じました。
街路樹の「カツラ(桂)」の葉が、今年も茶色に変色し始めていました。水切れです。雨が欲しいです。
夜に、近所の家の「新盆(あらぼん)」見舞いをすませて家に戻る頃、「十三日のお月様」が、雲間にちらっと見えました。
9時をまわった頃、ようやく雨が降り始めました。