「小正月」、注連縄を下ろしました。

十二月二十日、朝の月(8:26)

今朝7時、氷点下6.0度。
気温はさほどではありませんが、朝から、冷たい北西の風が吹いていました。
今日は、旧暦、十二月二十日。
西の空には、「昨夜の月」が白々と残り、一層寒さが身にしみました。
(8:26)
今日は、昔から「注連縄」を下ろす慣わしです。今朝も第一の仕事として、済ませました。
昔は、下ろした注連縄を地区の子どもたちが集めて回り、どんど焼きで燃やしてくれました。以前、15日は祝日の「成人の日」で、学校がお休みでしたから、ちょうどよかったのです。子どもたちも、楽しみの日でした。
その後、ハッピーマンデーのために、意義ある行事が消えてしまったことは残念です。
豊作を願う「稲の花」「繭玉」作りも、家庭で作ることは、最近は少なくなりました。

サンゴミズキ(珊瑚水木)」の枝です。
この時期、珊瑚を思わせる赤い枝が、見事です。
ところで、「ミズキ」の枝は「団子の木」と呼ばれて、「稲の花」や「繭玉」を飾る木として使われるのです。


佐久地方では、「カワヤナギ」の枝が使われることが多いようです。
「ねこやなぎ」と、呼んでいるもので、今頃は、花芽が出始めています。
子ども会の世話で、「稲の花」や「繭玉」を飾るために、たくさんの枝を集めるのに苦労したようです。
先日、「賢治を読む会」で、「どんど焼き」の行事が話題になりました。

餌がよほど少なくなってきたのか、シジュウカラメジロなどが、今までは殆ど近づかなかった「熟柿」に来て、盛んに啄ばむようになりました。
野鳥に釣られて?久しぶりに、納戸から、食べごろの「熟柿」を出してきました。

暖かい炬燵でいただく、冷たい熟柿は、最高のデザートです。
こんなに美味しいものを、若者は苦手のようですが…。そこで、「孫には、好物にして欲しい…。」と、妻と作戦実行中です。