樋に、「雪融け水」の音が…。

雪を被った「オカメザサ」(212.1

大寒だというのに、今度の雪も「春の雪」でした。つまり、「南岸低気圧による雪」。長野県で言うところの、いわゆる「上雪(かみゆき)」です。
普通は、春先に降り、湿っぽい淡雪のことが多いのです。
雪かきを昨夜のうちに済ませたことは、正解でした。今日になってからは、ほとんど降らなかったようです。アメダスでは、昨夜のうちに降水量4.5ミリでした。
日差しもないのに、朝のうちから雪融けがどんどん進みました。屋根の雪が融けて、樋をチョロチョロと流れる音が、軽やかです。
Fm放送日で、佐久平駅に出かけました。画像は、JR小海線高架下で見た「オカメザサ(お亀笹)」です。積もった雪は、ほとんど融け落ちています。

ちょうど、今日の放送タイトルは、冬も緑、「竹・笹の類」でした。
画像、「オカメザサ」に近寄ってみました。
(1)「竹」は、イネ科タケ亜科の植物の総称
   「竹」「笹」、区別・分類の仕方 筍の皮がすぐに落ちてしまうものを「タケ」、いつまでも皮がついているものを「ササ」と、分類する。
(2)長野県、主なタケ・ササ類の分布  モウソウチク、ハチク、マダケチシマザサ、シナノザサ、スズタケ、ヤダケ、チマキザサなど。
「篠竹」は、スズタケなどの総称。「根曲がり竹」は、チシマザサのことで、ササの仲間。
(3)お馴染みの「竹」、「マダケ(真竹)」エヂソンが白熱灯のフィラメントに使用。
  成長速度記録:1日に120センチメートル  

画像、「オカメザサ」の稈(かん)に近寄ってみました。
(4)「オカメザサ(お亀笹)」は竹の仲間
(5)生命力の強い、神の依代      お正月の門松、地鎮祭の囲い
  佐久市岸野小学校 「わか竹の碑」  (若山牧水の揮毫)
  わか竹の伸びゆくごとく子どもらよ 眞すぐに伸ばせ身をたましひを






 『万葉集』に21首  
 「竹馬」は、冬の季語 
  竹馬の青きにほひを子ら知れる (中村草田男)   竹馬の影近づきし障子かな (松本たかし)