「春」の気配が感じられました。

氷結した雪面。(22.2.18)

今朝は、氷点下3.5度。冷え込みがやや緩みました。
そして、久しぶりに朝日が差して、雪面を照らしました。
画像、その上を歩いても沈みません。融けた表面が氷結しているためです。
子どもの頃、登校時に、雪の上を渡って歩いたことを懐かしく思い出しました。
当時、子どもの言葉で「かんじき渡る…」なんて言っていました。新潟県などでは、「凍み渡り(しみわたり)」と呼ぶそうです。
今日は、2月のFm放送日。ユニークな花の姿、「フリージア」について話しました。

(1)アヤメ科の球根(茎)植物
   葉や花の様子が似ている、グラジオラス、ヒオウギズイセン
  (モントブレチア
   南アフリカ喜望峰原産 オランダなどで品種改良、
   大正から昭和の初めに渡来。
(2)学名が示す、特徴的な花のつくり 学名:Freesia reflacta
   属名は、ドイツの医者Freeseに因む 種名は、re(後ろへ)
   +flacto(曲がる) 花序が急に曲がることに由来する。
   和名、アサギズイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)。 
(3)品種(花色)によって、多様な香り。
   かつての代表的な花色は、白色、黄色。
   品種改良によって、紫、紅、ピンク、朱、青…と多彩に。
   赤や青の花は、香りが弱い傾向がある。
(4)「鉢栽培」のお勧め。
   秋に、球根(茎)を鉢に植えて、寒さに弱いので室内で育てる。
(5)「フリージア」は、晩春の季語。
   古壺に挿して事なきフリージア (後藤夜半)
   熱高く眠るフリージャの香の中に (古賀まり子)
   フリージアを挿して拝みぬ父の墓 (今井千鶴子)
(6)自律神経の高ぶりを鎮める働き 片桐義子:『花療法』
   〜呼吸や血圧も安定してきます。

今日は、春のように気温が上がりました。午後3時の気温、6.8度
屋根の氷雪が融けて、ずり落ちてきました。氷柱が、日を反射してキラッと光りました。

「正月五日」のお月さま、夕方早くから雲間に見ました。

黄金色の鉢が、浮かんでいます。(18:27)