花曇り、そして晴れたら、また雨が…。

「カナラ(小楢)」の若葉(22.4.

旧暦「如月」も残り少なくなってきました。
今日は二十七日。早朝の細いお月さまを観ようと、5時半頃に外に出てみました。
残念、雲が覆っています。あきらめました。
まだ薄暗い辺りから、芳しい香りが漂ってきました。そう、裏の保育園庭の「ウメ(梅)」、満開の花からのようです。アンズ(杏)も咲き始めています。

朝のラジオ、日曜日の朝は「季節の野鳥」。シジュウカラのお話がありました。終わりに、「コナラ(小楢)」の銀色の綿毛で覆われた若葉について話されました。
何と偶然にも、昨日、栃木県の佐野で見た「コナラ」が、ちょうど美しい若葉を見せていたことを思い出しました。

之母都家野美可母 
之夜麻能許奈良能  
須麻具波思児呂波  
多賀家可母多牟 

下野(しもつけ)の三毳(みかも)
の山の 小楢(こなら)の
す まぐはし児(こ)ろは
誰(た)が笥(け)か持たむ



佐久地方の里山を彩る「コナラ」の若葉には、もうしばらく間があります。
一層楽しみになりました。








日中、穏やかに晴れて、
カタクリ」の花びらが見事に反り返り
ました。






午後、雨がぱらぱらと降り始めると、たちまち花びらを閉じました。
このスピーディーな反応には、驚くばかりでした。