二十四節気、「穀雨」。雨模様になりました。

立ち上がった「シダレヤナギの花穂」(

今朝は、予報よりは早めに小雨…。浅間は、また雪か…、白くけぶる裾だけが見えています。
春の雨で、草木の芽や花が潤い元気です。
ほころび始めた「ソメイヨシノ」も、開花が一気に進むと思われます。
春の花壇を彩っていた、「ヒアシンス」の花はすっかり色あせました。スプリングエフェメラルの、「カタクリ」も、花びらを垂れたままです。
画像、「シダレヤナギ」です。日が経って、花穂が上向きになりました。
これも、花粉を遠くまで播くための戦略かも知れません。もっとも、日本には雌木はほとんどないのですが…。
読売新聞、今日付けのコラム「四季」に、芭蕉の句が掲載されています。
青柳の泥にしだるゝ塩干(しおび)かな (芭蕉
〜芽吹いたばかりの柳の枝が惜しみなく干潟の泥に枝垂れているところ。美しいものは汚されることによって、その美しさがいよいよ際立つということだろうか。〜(以下略)
庭の樹のかげに、ヤブレガサ(破れ笠)」の芽が、ひょこひょこと顔を出しました。

何か、「妖精」を思わせます。

午後は会議があり、4時半に終わり、引き続いて、慰労懇親会に参加しました。
お開きで帰宅すると、小雨がけぶっていました。信じられないことに、樹の梢に、お月さまが…。
あきらめていた「弥生七日」の朧月です。(18:46)

夜が更けて外に出てみると、雨は上がっていました。
そして、お月さまは、先ほどより明るくほんのりと輝いています。
(21:11)