「梅雨の晴れ間」、「真夏日」になりました。

「ホウセンカ(鳳仙花)」の花。(22

どんより曇り空…、朝から暑くなる兆しです。
草木の生長が著しいです。キツリフネ(黄釣船)」が咲き始めました。

画像、少し前から咲き出した「ホウセンカ(鳳仙花)」と同じ仲間です。

属名、Impatiens(インパチエンス) は、少しの刺激で種子が弾け散ることの意味です。英名は、touch me not です。
そう言えば、庭中、至る所から芽が出ています。
Fm放送で、梅雨空に似合うアジサイ(集真藍)」を話しました。
(1)「アジサイ」は、漢字で「集真藍」と書く。
   「紫陽花」は、中国の陽を好む別の花。
(2)日本原産、「ガク(萼)アジサイ」が母種。
   中国を経てイギリスに渡り、改良が重ねられ、
  「西洋アジサイ」として、逆輸入。
   属名の「ハイドランジア」通用する。
   学名は、「水の器」でよく水を吸い上げる。
   日本では、「七変化」の名もある。
(3)4枚の萼片が発達した「装飾花」。
   小さな両性花は目立たない。
(4)シーボルトがヨーロッパに紹介。
   『フロラ・ヤポニカ(日本植物誌)』を著し、
   アジサイを、「ヒドランゲア・オタクサ」の
   名前で発表した。日本での妻「滝」の愛称
  「お滝さん」に因み名付けたという。
(5)『万葉集』に、2首登場。
   季語は「夏」
   七変化始まる白は毬なさず (吉年虹二)
(6)アジサイの薬効と毒性
   葉を食べて中毒を起こした例あり。
   解熱剤の薬効がある。


午後は、懸案になっていた休耕田の刈り払い除草作業に出かけました。
別の作業に時間を取られ、ほんの手を付けた程度で、夕方になってしまいやめました。
ミヤマウグイスカグラ」の実が赤く熟していました。
50粒ほど採れました。ついでに、草に覆われた中から「イチゴ」の実も採りました。
お土産に持ち帰り、いただきました。懐かしい味でした。