里の木々も、紅葉が始まる。

「カツラ(桂)」の実。(22。10.

今日はまた、秋の日差しが草木に降り注いでいます。
庭先の「ナツハゼ(夏櫨)」の紅葉は一段と進み、「ドウダンツツジ」の葉も、色づいてきました。
こうして、季節が着々と進みます。
お昼前、「賢治を読む会、30周年記念の集い」計画のために、佐久市立中央図書館に出かけました。

駐車場に車を停めると、佳い香りがそこはかとなく漂い、鼻をくすぐりました。そうです。「カツラ(桂)」の落ち葉が香っているのです。
砂糖を焦がしたキャラメルのような香り、あるいは醤油のような香り…と表現されます。
画像、見上げると「カツラの実」が可愛い可愛いミニバナナのような形に実っています。
葉から抹香(まっこう)を作ります。
「かつら」の語源に、「香出(かず)」の説があります。
桂の香りを楽しんだ、いにしえの人々の優雅さを偲びました。
桂の落ち葉と実を集め、ビニール袋に詰め込んで帰りました。

しばらく放置・醗酵させて、香りを楽しみたいと思います。

夕方に野良回り、まだ稲刈りがすまない田んぼが見られます。からりと晴れる日が待たれます。
涼しくなって、秋播きの野菜が元気に生育しています。
「ネズミダイコン(大根)」も、葉を広げています。

「おでん大根」も順調ですが、少し、青虫による食害があります。
間引きをしながら、青虫を払って歩きました。
ラズベリー」の実や「丹波の黒豆」の枝豆を採り、家に戻るともう暗くなりました。