「ウメモドキ(梅擬き)」の実に、珍しい虫が…。

ウメモドキの実に、「エサキモンキツノ

ウメモドキ(梅擬)」の実が赤く熟すのを待ちわびたように、野鳥がやってきます。一番手は、やっぱり「ヒヨドリ」です。ネットをかけても、ほとんど効果なし…。今年はあきらめます。
画像、木に近づいて観ると、なんと、背中にハートの紋…。見覚えのある珍しいカメムシが赤い実にへばりついています。その名は、「エサキ(江崎)モンキ(紋黄)ツノ(角)カメムシ亀虫」です。

観察のために、捕まえました。悪臭覚悟でしたが、セーフ。
大きさは、体長7〜8㎜ほどで、意外に小型です。
裏返してみたら、長い口吻が見えました。
蝉の仲間だけあって、共通点があります。
観察が終えたので、「ハボタン(葉牡丹)」の葉の上に逃がしました。キャベツも食べるようですから…。雌なら、産卵してほしいな…。

秋深まると、虫たちも冬越しのために、大忙し?
一日中、曇りがちでしたが、夕方には晴れ間が出ました。
おかげで、「九月五日」のお月さまが、西の空に輝きました。
(17:58)

夜が更けて、寒くなってきました。
気がつけば、秋の虫の音が聞こえません。