「小雪」、雨降りになりました。

野鳥に啄まれた「柿の実」(22.11

二十四節気、「小雪」の入り、朝から雨模様のお天気です。
小雪」について、暦には「寒く少し雪降る」とあります。
が、今日の雨は雪に変わるような冷たいものではありません。例年だと、雪の季節なんですが…。
でも、落葉樹の葉はすっかり落ちてしまい、辺りは「冬景色」です。

画像、「守り柿」も野鳥に啄まれています。
信濃文庫『守り柿』(土田耕平)から、一部引用します。

挿絵の情景の叙述は…。親ごらすが、「ああ、これは守り神さまだったね。ぼうや、食べてはならないよ。「なぜ?」と、子がらすは不服そうにくちばしをとがらせました。「これを食べずにおいて、またたくさんのかきがなるようにおねがいするのだよ、来年も。」(以下略)
我が家の守り柿は、野鳥に啄まれてしまいました。
今夜「十月十七日」のお月さまは、雨降りのためあきらめました。
20日付け読売新聞のコラム、倉嶋厚の季節アルバム 「小春明月」から一部引用します。
〜陰暦10月の別名には他に時雨月、小春がある。20日夜は十五夜お月様、22日は満月。晴れれば、冬木立に「小春明月」がかかる。「小春名月」と書きたいのだが、名月は中秋と十三夜に限り、他の季節は明月と書くのが通例と聞いた。(季節エッセイスト)
雨は、明日まで残りそうです。