「新年」の活動が、本格的に始まりました。

室内に取り込んだ「ヤブコウジ(薮柑子

6時を回って、新聞を取りに出ました。
辺りはまだ暗く、「明けの明星」が、ひときわ明るく輝いていました。頭上には、牛飼い座のアークチュルスが輝き、しし座・獅子は頭を西に向けていました。
今朝もだいぶ冷え込んだようです。NHK「あさいち」で、体温を特集していました。高齢になると、温度感覚が鈍るとか…。あまり寒さは感じませんでしたが、夕刊の記録によると、6時佐久市の気温は氷点下8.2度とありました。日中も気温は上がりませんでしたが、室内の日だまりは、春のように暖かでした。
画像、室内に取り込んだ「ヤブコウジ(薮柑子)」鉢です。
よく観ると、意外や、赤い実と花の蕾が同居しています。
『しなの植物ごよみ』(丸山利雄)に、興味深い記述がありました。一部引用します。
〜昭和のはじめのころの小学校の国語の本に、次のような詩がのせられていました。
こずえ明るき林を行けば
やぶこうじの実木の根に赤く
霜柱たつやぶかげの路ふめばさくさく銀みだる

赤い実をつけた林の終わりか、冬のはじめころのヤブコウジの美しさや、そのあたりのようすがよく詠まれています。
このようなヤブコウジですから、鉢植えにしておくと、冬中その美しさを楽しむことができます。特に、新年などにはよく飾られます。〜 
ヤブコウジの栽培に熱中したあまり、ついに一文無しになったことから「イチモンナシ」の名が…。それと、含まれる成分のために猪が食わないので、「シシクワズ」の名があったそうです。興味深いことです。
これから、しばらく楽しみます。蕾がどうなるかも…。
佐久市立中央図書館へ出かけました。「賢治を読む会」1月例会の資料作りです。世の中はすっかり正月気分は抜けて、活気を感じました。

今日は、旧暦「十二月二日」。「二日月」を期待しました。薄暗くなった月の入り前、5時過ぎに西空を見ましたが、黒雲が棚引いていてあきらめました。
西空高く、木星だけが明るく輝いていました。