「小寒」、積雪がありました。

「南天」の葉にうっすらと粉雪が。(2

夜半に床に着いたとき、急に激しい風音がしました。お天気が変わる兆しかな…。
朝起きると、やっぱりなー、窓の外は雪景色…。
画像、「ナンテン南天)」の葉の上にもうっすらと粉雪が…。
浅間連峰にかかる雪雲が茜色…。寒入りの朝らしい、冬景色です。

庭隅の「リュウノヒゲ(竜の髭)」も、うっすらと粉雪を被っています。紺青色の実が印象的です。日ごろは見向きもされないんですが…。

この実は、竜の玉ともよばれます。『四季のことば100話』(米川千嘉子)から一部を引用します。
〜これも竜の髭という下草の、まるで男の子たちの夢を閉じ込めたような紺青のの実をみつめた句を。
少年のゆめ老年の夢竜の玉 (森澄雄

季語「竜の玉」は、冬1月とのこと。
我したること吾子もする竜の玉 (上野章子)
竜の玉深く蔵すといふことを (高浜虚子


実の皮と肉を剥ぐと、種子が出てきます。
はずみ玉」と呼んで、子どもらが遊んだようです。確かに弾みます。昔の子どもらはなんと素朴な遊びを楽しんでいたか…。感心するばかりです。

午後の会議から戻って一休みすると、早くも薄暗くなってきました。
今日は、旧暦、十二月三日。久しぶりの「三日月さま」です。5時を回ると、西空に細い月が見えました。(17:26)

だいぶ傾いて、舟形、春の三日月さまに近付きました。