早朝、素晴らしい星空を楽しみました。

「十二月二十八日」、朝の月。(23.

今朝も早起き、5時を回って「十二月二十八日」の細いお月さまを観ようと、外に出ました。
予想通り、東の空にしっかり見えました。昨朝よりは離れましたが「明けの明星」も、近くに輝いて見えました。電線の間におさめて撮りました。(5:22)

今朝は大変な冷え込みでした。
佐久市6時の気温、氷点下13.1度。最低気温は、15度ほどまで下がったと思われます。
今日は、1月の最終日…。そろそろ寒さの底になってほしいものです。

周りの星に目をやると、なんと、見覚えのある「さそり座」が昇っています。頭の上に、明るい星が1個…。あれは、「牛飼い座」のアークチュルスだな…。すぐに、見当がつきました。だとすると…、やっぱり、頭上に「北斗七星」が見えました。大熊の尻尾を伸ばして描く「春の大曲線」…。その先は、「乙女座」のスピカにたどり着きました。写真は撮らなかったので、『星空ガイド』で、復習しました。

当然のことながら、「6月の星空」が、1月末、今朝の星空に一致しています。こうしてみると、大自然の驚異を、実感します。

土井晩翠の「星と花」(『天地有情』所収)の一節を思い出します。
み空の花を星といひ/わが世の星を花といふ
賢治童話「ひのきとひなげし」にも同様の一節があります。
天なる花を星といい/この世の星を花という

午後、知人から電話がありました。我々の「エジプト行き」(2月1日、出国予定)を心配してのことでした。中止になったことを告げると、安心してくれました。
夜のテレビで、成田空港に「エジプト航空」到着…が報じられました。カイロ空港に足止めされていた300人ほどが、無事に帰国できました。ローマ行きのチャーター便も飛ぶようです。
こちらも、ほっと胸を撫で下ろしました。