今朝は風が弱く、放射冷却による厳しい冷え込みでした。
同じ佐久地区でも、盆地の佐久市は、標高の高い軽井沢町より４度ほど低くなりました。
アメダス、最低気温は氷点下6.9度(5:00)、予想最高気温は8度(プラス2度）と、昨日よりは気温が上がる予報です。
しかし気象情報は、「寒冷前線が通過した後は、寒気が流入して冬型が強まる。」と、警告しています。
画像、NHKテレビ「あさイチ」で、「マーガレット・風恋香」を紹介していました。
ラベンダーの香りがするという植物で、わが家でも育てています。見ると、花を1個つけていました。
部屋が寒いので、十分に開き切っていませんが…。
以前、「フランスギク」のことを、マーガレットと呼んでいましたが、こちらが正真正銘の「マーガレット」です。
興味深いので、大切に育てて殖やしてみようと思います。
午前中、畑に出かけて「耕耘機」を撤収してきました。
そろそろ、田んぼを軽トラで走行できるタイムリミットなので…。
辺りは、すっかり冬景色…、正面に横たわって見えるはずの、「八ヶ岳連峰」は雲に覆われてしまって見えません…。
帰宅してから、耕耘機を点検してもらい、エンジンオイルを補充してもらいました。これで、春までお休みです。
午後は、映画「利休にたずねよ」を鑑賞してきました。
新聞やテレビで宣伝・予告があり、茶花の「ムクゲ（木槿）」のシーンが放映されたので、格別にも観たくなったのです。
「ムクゲ（木槿）」は、重要なモチーフです。原作から、叙述を拾ってみました。一部を引用します。
その前に、すっと伸びた枝が一本、供えるように横たえてある。木槿（むくげ）の枝である。
今年は閏一月があったので、二月だが、もう若葉が芽吹いている。
あの女は、その花を見て、無窮花（ムグンファ）だと教えた。
「なぜ、花のない枝を…」
「木槿は高麗で、たいそう好まれるとか、花は冥土にて咲きましょう」
新聞広告や、プログラムにも「ムクゲ」の花がありました。
いい映画でした。帰り道、書店に寄って、原作の文庫本を手にしました。
「霜月十一日」のお月さま、明るいうちから「赤松の梢」に昇りました。(16:34)
夕方、５時をまわったところで撮りました。(17:05)
アメダス、最高気温は7.8度(12:40)。
西南西の強い風が吹き荒れて、寒冷前線通過…、一段と寒くなります。
明日こそ、雪降りかも…。
