「冬型」、気温は上がらず、「氷雨」になりました。

数個採れた「モロッコインゲン」

長野県内は、今朝も「濃霧注意報」です。
昨夜、佐久市のポイント予報通り、気温が下がりました。
アメダス、最低気温は2.4度(1:30)、軽井沢では氷点下を記録しました。
日中も気温は上がらず、午後からは雨になる予報です。
今までは、冷え込みが緩んでいたおかげに、秋野菜の「モロッコインゲン」が数個採れました。
葉も、霜枯れずに青々しています。

しかし、今朝のような冷え込みが続くと、枯れてしまう運命です。
縁側で干している大豆は、丹波の黒豆」と「雁喰豆」です。

「雁喰豆」は、佐久市望月地区で栽培され味噌造り、「味噌カツ丼」が有名です。
ネット検索したら、名前の由来が記載されていました。

何と、岩手県の旧玉山村に言い伝えがありました。一部を引用します。
「雁喰豆」は「黒平豆」に付いた呼び名、雁が渋民で落とした一粒の種から芽吹き、この土地に根付いた、旧玉山村の在来種。
渋民といえば、石川啄木も、宮沢賢治も食べたことがある豆なんですね。
栽培の記録は、大正時代初期まで遡ります。
表皮にはっきりとしたしわが出る特徴があり、渡り鳥、雁が啄んだ跡という切もあります。
このしわは、他の地域で栽培されると出にくいと言われています。
豆の生産・選別には、未だ機械化されておらず、冬、じっくりと春を待ちながら、手作業で選別を行ってきました。
平べったい豆なので、転がりにくく選別しづらいんですね。
「大豆」と言えばこれまたビックリ、孫娘の小3国語教科書に「すがたをかえる大豆が載っています。

この教材にかこつけて、孫娘に豆熟しを手伝わせる約束をしました。
今日は、午前中は天気が持ちそうです。
朝から、「ひろば・賢治ガーデン」に出掛けて、昨日の続き「水溜め」掘りを進めました。
懸案の「アワコガネギク(泡黄金菊)」の株抜きも進めました。
午前中で終えて、帰宅しました。
雨は夕方から降り始め、「氷雨」となりました。
お月さまはお預け、夜通し降り続くようです。
アメダス、最高気温は6.8度(11:20)と、真冬並みの寒い日でした。