「おでん大根」が大活躍…。

大阪から届いた「ミカン」。

やはり、雨は夜通し降り続き、雨音で時々目覚めました。
朝、霧雨がそぼ降り、道路には水溜まりができていました。
昨日来の雨量は10ミリ、軽井沢では積雪の朝になったそうです。
佐久市アメダス、最低気温は2.6度(4:50)、昨日に続いて寒い朝になりました。
大阪の弟から「ミカン」が届き、今年も残り少なくなったんだなー…。
子どもの頃は、「冬ミカン」と言って、お正月用の貴重な果物でしたから…。
急に寒くなり、「おでん種」がスーパーの売場から消えた…。テレビが報じました。
我が家では「おでん大根」、「ねずみ大根が、おでん、浅漬、大根おろしなどに大活躍です。

手軽な「おでん」はすでに数回、大鍋で炊かれていただいています。
トッピングは、「ねずみ大根」のおろしと、「もずく」です。

「和食の日」、旬の食材を使った日本料理をいただくと、日本人に生まれてよかったと、心から思います。
畑でたくさん採れる、ありふれた「大根」は、まさに「ご馳走」なのです。
11月のFm放送日、ミカン科の落葉低木「カラタチ(枸橘)」を話しました。

(1)「生垣」として利用される、刺のある木。
(2)「カラタチ」の名、中国(唐)のタチバナ(橘)
中国原産。葉は柄に翼があり、3出複葉。
早春に、5弁の白い花。
CD曲:「からたちの花」(鮫島有美子
(3)歌曲「からたちの花」(作詞、北原白秋 作曲、山田耕筰
(4)ミカン類の接木用台木
黄金色の果実は柑橘系の芳香、酸味が強く食用不可。
種子で詰まる中味、発芽を試み鉢に播種。

(5)『万葉集』に一首
からたちの 茨(うまら)刈り除(そ)け 倉立てむ
糞遠くまれ 櫛造る刀自(とじ)
カラタチの刺群を刈り取って、ここに倉庫を建てるので、櫛づくりのお婆ちゃんよ、今日から遠くで用を足してね。
(6)薬用植物としての効果
熟した果実を「枳穀(きこく)」、未熟な果実を「枳實」。
芳香性健胃薬として、民間薬、漢方に利用。
果実や茎葉は、浴湯料として腰痛や冷え性に。
根は神経痛や婦人病に。種子は肝臓病に。葉をもんだ汁はしもやけに。
『佐久の薬草』<カラタチ湯> 果実は輪切りにして陰干し、浴用にすれば冷え性や低血圧症、筋肉痛、腰痛に効く。
◎アゲハ蝶の食草でもある「カラタチの木」を探し、葉や花、実を観察してみましょう。
佐久平駅内の放送局を出ると、「浅間山」は裾の雲が切れて、雪が覗いていました。

今日は、「十月十五日」の満月です。
東の空に雲が棚引き見えず、高く昇ってから、真ん丸のお月さまが照り輝きました。(18:59)

アメダス、最高気温は10.8度(11:30)、日中はなんとか「小春日和」になりました。