「用水浚い」、野良仕事が本格的に…。

「ハルコガネバナ(春黄金花)」

4月の第一日曜日は、用水の出役日と決まっています。
全国的にはお花見・行楽日和の日曜日ですが、寒冷地の信州・佐久は農作業の始まりです。
今日は、春霞の好天気で、用水作業日和です。
アメダス、最低気温は0.1度(5:43)、日中は気温が上がる予報です。
春花壇では、プリムラ・ヴェリス」が咲き始めました。
原産のヨーロッパでは、カウ・スリップ(牛の糞)と、不名誉な呼び名もあるようです。
一方、和名は「キバナノクリンコザクラ(黄花の九輪小桜)」と気がきいています。

向田田んぼ・農家の皆さんが集まり、情報交換などをしあってから作業が始まりました。
用水に初めて水が流れ始め、たまった落ち葉を、熊手を使って拾い上げました。
作業が終わったところで、各自の田んぼで水口などを点検整備…。
我が家では、「ハス田・ビオトープ、水を張る前の最終作業…。
畔や土盛で、水の流れと水の深さを設定しました。

別の田んぼに移動し、「排水溝」の土揚げに手をつけました。
枯れ草が溝を覆っていて作業は難渋…、水が流れ始めたので、作業はこれで終わりました。
次回は、鋤簾(じょれん)と泥水を掬う柄杓が必要になります。
お昼に帰宅すると、「ハナモモ(花桃)・照手赤」の蕾が今にも開きそう…。
初夏のような陽気で、その後一気に開きました。

1個の花に近寄って観ると、バラ科の端正さに豪華さを感じさせます。

夕方は、雲が広がって花曇りか…。
夜には、「朧月夜」になるでしょうか。
アメダス、最高気温は22.5度(14:15)、5月なみの気温になりました。