「佐久の季節便り」、期待の「部分日食」は、日照時間ゼロで残念!!

どんより、雨雲が広がっています。

ヒヨドリが、「十月桜」の蜜を舐めています。

アメダス、最低気温は氷点下3.2度(0:26)、一日中曇りの予報です。

午前中、Fm放送の資料を、「ひろば」の事務所や地区内に配りました。

ついでに、「賢治ガーデン」に寄ると、先日の雪が残っていました。

気にかけていた「オモト(万年青)」は、緑の葉と赤い実が今も顕在で、お正月が迎えられます。

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俗に「葉見ず、花見ず」と呼ばれるヒガンバナ彼岸花)」も健在…。
今は、葉が見られる時期で、秋の花の時期に備え、栄養を蓄えています。

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今日のFm放送は、岩村田城址に残る植物シリーズ」常緑の多年草

(1)「ヤブラン(藪蘭)」ユリ科ヤブラン

林下に自生し、線形の葉を根際から叢生します。

UEVC(上の城環境ヴォランティアクラブ)が作業中、偶然、藪の中に発見しました。

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まさに、藪の中の蘭ですね。ただし、ユリ科の鈴蘭と同様に、「蘭」の仲間ではありません。線形の葉が、蘭の仲間の「春蘭」の葉に似ているからです。

昔は、根茎が咳止めや、解熱など、薬用にされました。岩村田城でも利用されたかも知れません。

今では、冬も緑色なので、グランドカバーや花壇の縁取りに使われます。

「ひろば・賢治ガーデン」にも植えてあります。特に、斑入り種は、葉が美しいので、鉢植えでも観賞されます。

ここで、CD曲:「トロイカ」(鮫島有美子

(2)よく似た、常緑の多年草 「オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)」

図鑑『花と葉で見分ける野草』(参照)

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岩村田城址での自生は、未確認ですが、住宅の庭によく植えられています。我が家の庭にもあり、「ヤブラン」と一緒にあるので、花や実を見比べないと区別がつきません。

花や葉を見比べて、岩村田城址の土手に「オオバジャノヒゲ」が自生しているかどうか探してみたいと思います。

 

今日は、旧暦「十二月」の朔日(ついたち)です。

佐久<月>の会・月例会は「新月」の日に行います。

新たに2名が参加して、行われました。

各自が今年一年を振り返り、印象に残ったことなどを出し合い、賑やかでした。

そして、今日・十二月の新月の日に、「部分日食」の観望が期待されました。

午後3時ごろの空は薄曇りで、残念!!太陽の形がはっきり見えません。

でも、得られた成果がありました。

それは、今日、お月さまが太陽の近くに在り、重なる時もあったこと…。

この天体現象を実感できたことだと思います。

夕方のテレビニュースで、東京での雲を透かした「部分日食」が放映されました。

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アメダス、最高気温は4.9度(16:01)、日照がゼロ、寒い一日でした。