春のお天気は、日替わりに…。
「冬型の気圧配置」になり寒気が流入、日差しがあっても、気温は上がらない予報です。
アメダス、最低気温は氷点下1.5度(6:52)。
旧暦二月四日、陽だまりでようやく、「ロウバイ(臘梅)」の花が咲きはじめました。
旧暦の十二月(異称・臘月)には咲き始める…、ネーミングの由来ともされています。
暖冬だからといって、早く咲くとは言えないですね。
「ジンチョウゲ(沈丁花)」の蕾が膨らんで、開花も近づいています。
午後は、Fmさくだいら・「草木は友だち」、2月の放送日です。
内容・タイトルは、岩村田城址に残る植物シリーズ 寄生する植物
(1)半期性欲物「ホザキヤドリギ(穂咲き宿木)」
従来から知られている「ヤドリギ’(宿木)」とは別種で、黄色の実が穂の用に着く特徴の「ホザキヤドリギ」です。近年になって、よく観られるようになりました。
例年、2月から3月、寄生枝に黄色の実が観られますが、なぜか、今年は早くに無くなりました。20年ほど前に、駒場公園・図書館わきの植え込みのシラカバ(白樺)の木に着いた物を観て、興味を持ちました。
今年は木にはほとんど無く、写真のように、下にわずかに落ちていました。
最近、UEVC(上の城環境ヴォランティアクラブ)の仲間の情報で、「若宮神社境内」に行ってみました。ここでも、黄色の実は木にはほとんど無く、地面に少し落ちていました。ケヤキの大木に、一緒に、別種の「ヤドリギ」も観られました。
載っている図鑑は少なく、『長野県植物誌』には、マツグミ科ホザキヤドリギ属 とありました。
(2)「カエデ」に寄生・結実する「ホザキヤドリギ」
岩村田城址、その中の岩村田公園・招魂社境内では、ケヤキやクヌギの他に、「イロハカエデ」の枝先に観られました。紅葉の時期なので、よく目立ちました。
放送の相手は、現役の高校3年・女子学生の和田さんです。
彼女も、「ヤドリギ」の生態に、大いに関心を持ってくれました。
放送を終えて帰宅すると、「放送を聴きました」と、電話が入りました。
日頃、懇意にしていただいている、写真家の井上さんからでした。
井上さんの「佐久だより」2.22付けに、「ホザキヤドリギ」を投稿されたとのこと…。
ご本人のお許しを頂いたので、写真の一部を引用させていただきます。
1月末には、佐久市内でも、木に黄色の実が着いています。
素晴らしい写真を借用、ありがとうございました。
妻が帰宅し、「お月さまが出てるよ…」と報告…。
旧暦、二月四日のお月さま、「宵の明星・金星」がお供をしています。(19:01)
「金星」は、右上に小さく…、探してみてください。
夜9時のテレビは、びっくりニュースです。
学校に、一人でも感染・陽性者が出たら大変、収拾がつきませんからね。
アメダス、最高気温は3.6度(12:49)、最大風速は北西の風4.0メートル(11:20)、真冬の寒さでした。