またまた、冬型の気圧配置が強まったようです。
昨夜の就寝時には雪が舞い始めて、本日付「満月」は、隠れてしまいました。
朝は朝で、空には雪雲が広がっています。
というわけで、「十二月」・今年最後の「満月」には、見放されました。
ラジオに耳を傾けていると、各地から「素晴らしい満月を観ました。」のお便りが…。
さらに、気象予報士の伊藤みゆきさんが、「望/8:48、満月に最も近い・白いお月さまが、西空に沈んでいきました。」
アメダス、最低気温は、氷点下4.2度(7:13)、日中も気温が上がらない予報です。
よみうり寸評<1.11夕刊> 引用します。
寒風が遠い記憶を呼び覚ましたらしい。島崎藤村は52歳の正月、半生を顧みて随想を残している◆独り寂しきわが耳は/吹く北風を琴と聴き/悲しみ深きわが眼には/色なき石も花と見き.>。 若き日に紡いだ『草枕』という詩の一節を引いての述懐は人生訓とも読める。幾度となくつまづいても<私は…生を肯定しようとする心に帰って行った>という◆あっさり書かれているが難しい。難しいけれども、胸に留めたい心組だろう。国民生活に関する国の世論調査結果を知って、なおさらそう思う◆日々の生活の中で「充実感を感じている」という人が減り、過去最低の55.5%にとどまった。コロナ禍ゆえだろう。充実どころか、孤立と悲嘆の中にいる人も少なくあるまい。誰もが生を肯定し、前へと進む年にしたい◆言うまでもなく、政治が問われている。藤村の随想にある一文を拝借して願わずにはいられない。<眼前の暗さも、幻滅の悲しみも…何一つ無駄になるもののなかったと思うような春の来ることを>
お昼前、佐久市立図書館に行き、明日の佐久ケーブルテレビの取材・「三葉の松・リギダ松」についての資料を届けました。
ついでに、駒場公園を散策してみました。
「創造館」周囲の植え込みに、「コトネアスター・ワテレリー」が…。
寒風の中で、常緑の葉と赤い実が健在でしした。
佐久市内に、もっと殖やしたい樹木です。
さらに足を伸ばすと、お目当ての「メタセコイア」が、見事に天を衝いています。
これだけの大木が、自然樹形でいられるのは、広い公園だからこそです。
画面中央やや下に見える、茶色葉の玉造りの木・3本ほど…、同じ「メタセコイア」とは思えませんね。
敷き詰められた落ち葉を観ると、「メタセコイア」は、落葉性の針葉樹と分かります。
「化石植物」としても有名で、昭和天皇ゆかり・「あけぼのすぎ」の名で、各地に植えられました。
『北佐久郡志』に、佐久で見つかった「メタセコイア」の化石が記載されています。
化石・地質研究には、我が実父も関わりがあります。
子どもの頃に、父親がやっていた「挿し木」に挑戦してみます。
枝払いや落ち葉処理の大変さから、かなりの数が切り倒されてしまいました。
佐久市立図書館、佐久市役所、岩村田高校などには、現存しています。
改めて、佐久ケーブルテレビなどで、この樹木の存在意義を紹介したいと思っています。
大相撲初場所10目、「御嶽海」に、とうとう土がつきました。
同期の「北勝富士」の気力に圧倒されました…、舞の海の言葉です。
明日からは全勝で、千秋楽・照ノ富士対戦まで頑張ろう。
オミクロン株感染拡大が止まりません。
長野県内で304人、若い人の感染が増えてきていることが、心配です。
アメダス、最高気温は0.8度(13:36)、晴れても、風花が舞う寒い一日でした。