旧暦「月暦」弥生、八日。午後は、ソメイヨシノ開花を促す雨となりま

yatsugatake2005-04-16

午前中は、穏やかな春の日になりました。昨日、芽が出たと気づいたばかりのイカリソウが、何と10cm以上にもなっていて驚きました。この生命力のメカニズムは一体どうなっているんでしょう?
つい先日まで連日のように開いては閉じてを繰り返して、咲いていたカタクリはと見れば、一足お先に花びらを落としています。長い柱頭を残してその基の子房が充実しています。これはまさに「造化の妙」、まるで緑色の玉・宝石のようです。
野山でカタクリの実を、実際に目にすることはなかなか出来ません。それは、花が咲いた後の時期には、周りに芽生えてきた植物に覆われてしまうからです。
今後、スプリングエフェメラルの代表、カタクリがどのように成長して種子が出来ていくか、観察したいものです。残念ながら、昨年の場合は、途中で実がしぼんでしまいました。
さて、午後は予報がくるって雨降りになりました。お陰で、春の遅い当地のソメイヨシノ
蕾が一気に膨らんで、ちらほらと花がほころび始めました。
お月様は無理かなとあきらめていましたが、外に出て見ると見事な「上弦」のお月様が姿を見せてくれました。