旧暦「月暦」弥生、二十一日。今日も朝から暖かい風が吹いて気温が上

yatsugatake2005-04-29

二十日の残月を見ようと、朝6時に起きました。空を見ると、全体が白っぽくうすい雲がかかっているようでした。これを、霞というんでしょうか?すでに朝日も輝いていて、お月様を探すには大変です。昨日、低い高度に見えた経験から、案外簡単に探せました。
白い淡いお月様は、殆ど白い空に溶け込んでいました。
その後も、当然お空にいらっしゃるはずのお月様は、もう見えませんでした。
風が思いのほか強くしかも熱風なので、鉢植えの植物はたちまちぐんなりでした。
露地の植物は一気に進みました。石楠花や里桜、花海棠が咲き出しました。ルナリア、別名合田草が、寒冷地の冬を堪え抜いて見事な濃紫色の花を見せてくれました。今年も真ん丸い実が楽しみです。ライラックや牡丹の蕾も膨らんできました。
裏のイチョウの枝に、ヒヨドリが口に巣材か何かを銜えて風に堪え、バランスをとっています。
野鳥たちも季節に追われて忙しいようです。そういえば、ツグミがここ二、三日姿が見えません。例の「キョッツキョッツ」の鳴き声が聞こえません。南風に追われるように、旅立ったのでしょうか?