旧暦、水無月十二日。午後から夏の日差し、真夏日となりました。

yatsugatake2005-07-17

今朝は、張り切って「探鳥会」に出かけました。
目的・集合場所は「美ヶ原自然保護センター」でした。
ところが、恥ずかしながら、その場に到達できませんでした。途中であきらめ、参加を取りやめたのです。標高2,000メートルの美ヶ原台地へ登るコースは、周り中にたくさんあります。コースを間違えると、車では集合場所に行けないことを、承知はしていました。
以前に何度か行ったこともあって油断し、今日は地図で確かめないまま、出発してしまいました。
佐久市立科町、笠取り峠〜旧、和田峠ビーナスライン〜美ヶ原(集合地とは反対側)
大失敗!!このコースでは、車で集合地までは行けません。この駐車場に車を置いて、徒歩で40分もかかるのです。駐車場の誘導係員に道を尋ね、大回りをすることにしました。
そのとおりに行くと、どんどん下ります。半信半疑で、1,000メートルも下り、武石村の観光センターに着きました。そこで道を尋ね、案内地図をいただいて見ました。「横の道を30分ほど登れば着きます。」とのこと。
武石村の巣栗登山口、この道だったんだ。今頃、気付いても後の祭りです。時計を見ると、9時。すでに集合時刻です。ガス欠もちょっぴり心配です。ここであきらめて、帰ることにしました。結局、車の走行距離116キロ、2時間50分の短い「美ヶ原台地」へのドライブとなりました。

急峻な山道を、一気に上ります。100メートル刻みの標識がもうすぐ、2,000メートルです。道路わきに、ずっとホタルブクロが群生しています。どの株も花ばかりがはっきり見えて、葉は小さく申し訳程度です。成程、種子を充実させて、種の保存のための戦略だな。と、見て取れました。
山の霧のすごさも実感しました。濃い乳色、先が見えません。カーブを曲がるたびに、濃さが極端に変わって危険極まりないです。ツーリングの二輪車が、不意に出てくる感じでした。
普段なら、パラボラアンテナが何本も立っている美ヶ原の山は、遠く望めるはずです。今日は、すっかり雲に覆われています。
梅雨が明けたら、夏山を改めて訪れることにしましょう。
教訓の多いドライブでした。

庭先に、コスモスが咲き始めました。見ると、変わり咲きの花です。普通なら、舌状花がきちんとした形に8枚、見えるはずです。舌状花に不規則な切れ込みが入っているのです。一昨年だったか、同じ変わり咲きの花に気付いたことを思い出しました。種が固定されて種子が採れれば面白いです。
早速、2枝を水に挿しました。コスモスは佐久市の花なので、楽しみです。
早く戻ったので、反省がてらに早い日記を書きました。