文月十九日。「処暑」のとおり、暑さは感じませんでした。

yatsugatake2005-08-23

未明に、一雨あって冷んやりした朝でした。
鉢植えのトウカエデの枝先に、トンボが翅を休めています。
いわゆる「赤とんぼ」の雌なんでしょうか?地味な姿なので目立ちません。
翅を前に折りたたんで、まるで頭と胸の部分を保護しているかのように見えました。
尻尾、正しくはお腹をピンと真横に伸ばしてバランスをとっていました。
時々、複眼をぐるりぐるりと回し、辺りの様子を伺っているようです。
近寄っても、なかなか逃げようとしません。まだ、体が温まっていないのでしょう。
十コマほど写真に収めることができました。
昨日も、田んぼで昔懐かしいシオカラトンボの雄、ノシメトンボ(子どもの頃は、くるまとんぼと呼んでいた)を見かけました。季節の移り変わりで、トンボの種類も変わるようです。子どもの頃、心をときめかせて追いかけたとんぼ、例えば、ギンヤンマ(ギャーマンと呼んでいた)の雄姿を、最近は見かけられなくなったことが残念です。
秋が進むにつれて、もっといろいろなトンボが見られることでしょう。楽しみです。
今日は、二十四節気の「処暑」です」。その通りのお天気でした。日照時間は僅かに4分だけ、午後3時の25.0度が最高気温、秋風が吹いて涼しい日でした。
昼間から、ミツカドコオロギでしょうか?夜と間違えて?盛んに鳴いていました。
夜になって、また雨が降り出しました。
今夜のお月様は、あきらめです。