文月二十日。昼頃から日照、でも26.1度が最高気温でした。

yatsugatake2005-08-24

フェンス沿いは、雑草で覆われてしまっています。
広くもない庭なのに、少しでも足が遠のくとたちまち藪になってしまいます。
先日、この藪影にナツズイセン(夏水仙)の花が蕾を擡げてきていることに、気付きました。お盆のお墓参りをした折に、お墓の空き地にナツズイセンを移植したらどうかと、思いたちました。帰宅してから早速に、藪を掻き分けて調べてみたのです。
うすいピンク色の花は、なかなか美しいです。しかし、お寺やお墓の花という先入観からでしょうか、やはりさびしい感じがします。
ナツズイセンは、ヒガンバナ科多年草。観賞用に庭園などに栽培され、また墓地などに野生状態で生えているが、本来の自生ではなく、原産は中国大陸あたりと考えられている。〜
(中略)〜葉は、夏に枯死する。〜三倍体で結実しない。〜(ブリタニカ)
説明からも、風変わりな植物であることが分かります。
彼岸の名といい、葉が無くて花だけが咲くこと、結実しないこと。強い日差しを好まない…。こんなことから、庭園には喜ばれないのかも知れません。でも、園芸種は、リコリスの名で喜ばれるから、おかしなものです。
二、三日前から、花が咲き始めました。雨上がりに見ると、本当に美しいです。
休眠期の春先に、お墓に植えだすつもりです。
今日は、台風11号の影響か?湿った風が吹き続けました。