長月五日。爽やかな晴れ、夕方から時雨模様になりました。

yatsugatake2005-10-07

昨夜は、下伊那郡清内路村の「諏訪神社奉納・手作り花火」を観賞ました。
この花火については、テレビや新聞報道で知り、以前から関心がありました。
今回、同村「真宗大谷派、清南寺」ご住職(研修仲間)の招待をいただいて、幸運にも実現したものです。仲間で出かけました。
7時から9時過ぎまで行われた「花火」を実際に目の当たりにして、聞きしにまさるすばらしいもので大感激でした。保存会の皆さんが製造した手作り花火で、見慣れた今風の花火とは趣を異にしており、素朴ながら創意・工夫が随所になされていました。漆黒の闇に手作りの灯明がともる境内で繰り広げられた花火。すばらしい雰囲気の中で十分に堪能しました。
この花火の原点は、江戸時代に行商で三河地方を訪れた村人が、村の特産物の煙草と引き換えに火薬製造の秘伝を伝授されてきたことにあるとされています。飢餓の年も、戦中戦後の混乱期にも途絶えることなく、260年の歴史と伝統を誇っています。
その後、昼神温泉の宿「薬師館」に戻って歓談しました。
今日は、天然記念物「小黒川のミズナラ」を見学しました。帰途は、秋晴れの中天竜川沿いに国道を北上して、ドライブを楽しみました。
途中、松川町でリンゴの「千秋」を、箕輪町では、特産「赤ソバ」を味わいました。