長月六日。日照僅か、夜に10ミリ以上の雨が降りました。

yatsugatake2005-10-08

中日新聞・長野版を、昼神温泉のロビーで目にしました。
東信地方佐久市民にとっては馴染みのない新聞ですが、南信の下伊那地方では、信濃毎日新聞より購読数が多いはずです。
昼神温泉のある阿智村、お隣は岐阜県中津川市です。古くから、三州街道(現国道153号線)が愛知県豊田市に通じ、今は村のど真ん中を中央自動車道が走っています。こんなわけで、昔から名古屋経済圏なのです。
10月6日付け新聞の第一面、見出しに「トヨタ富士重筆頭株主に」があり、これは納得。その横に並んで意外にも、「品の豊かなリンドウ育て」が目を惹きました。
記事の内容は、長野県の「県花」リンドウの出荷が、主力産地の諏訪地方で追い込みに入っている。信州のシンボルながら、出荷量全国トップの岩手県に大きく水をあけられて久しい。栽培農家の減少傾向だが、新品種の開発などで県花の意地を見せる。(中略)県が普及に期待をかける新品種「あおいうみ」も栽培=写真。(以下略)
しばらく前に、園芸店でリンドウの鉢花を買いました。敬老の日ギフトが本命、すでに見切り品でしたが、お買い得と思いました。品種名「いわて乙女」のラベルが、岩手県で、開発・生産されたものと分かりました。
画像が、その鉢です。矮性種で可愛い花です。今日は、軒下で雨宿りをしています。
県花リンドウ」、長野県産にも奮起してほしいです。