長月七日。日照なく、時雨模様の寒い一日でした。

yatsugatake2005-10-09

秋の花が、涼しさのために一層鮮やかです。
今朝、NHKテレビ「趣味の園芸」で、ホトトギス(杜鵑草)特集を視聴しました。
うちの庭のものも最盛期で、大いに参考になりました。
ホトトギスの名は、花の斑点が野鳥のホトトギスの胸斑に似ていることによります。油点草の名は、葉の斑点によります。観察の行き届いた名づけ方には感心してしまいます。
タイワン(台湾)ホトトギスの名を知りました。今までは、ホトトギスの名であると、信じ込んでいましたが、別種でした。日本産のホトトギスは、葉腋から1〜2本の花茎が出るそうです。花茎の様子を見れば、確かに違います。種の特定は難しいものです。
画像のものは、何ホトトギスなのでしょうか?コハクホトトギスに似ているようですが…。
紀伊上臈杜鵑草(キイジョウロウホトトギス)も紹介されました。
もうしばらくで、ホトトギス類の花も終わりです。
庭のタイワンホトトギスを観賞していたら、スズメ蛾の仲間、ホウジャクが訪れました。見事にホバリングしながら長いストロー(口吻)を花の中に差し込んで吸蜜していました。
まるで蜂鳥のようで、蛾の仲間には見えませんでした。