神無月五日。11時と午後1時に11.0度、夕方から氷雨になりまし

yatsugatake2005-11-06

保育園のイチョウの葉が、黄色くなり始めました。
盆栽のものは、すでに散り始めています。
他の樹の紅葉と同様に、例年よりは遅れているようです。
県下各地からギンナン(銀杏)採りのニュースが聞かれます。
さて、ギンナンといえば、娘の誕生記念樹として「びっくり銀杏」を植えました。
我が家のものは、樹形と葉の形とから見て雄木のようだったので、伐られる運命となりました。一方、妻の実家に植えたものは数年前からぼつぼつ成り始めました。
植えてから実るまで、25年かかるとか言われますが、その通りでした。
今年も、数えられるほどですが、熟し始めました。
イチョウ裸子植物で、平瀬作五郎が精子を発見など、植物学的に面白いので興味を持って観察しています。(東京、小石川植物園に、その公孫樹の大木がある。)
雌花に2個の胚珠が露出している。これらが、9月頃に受精するそうです。どこからどのように、精子が到達するのでしょう?そして1個の胚珠だけが結実し、もう1個の方は結実しません。不思議なことだらけです。
画像には、2個の銀杏が写っていますが、別の花にそれぞれ1個ずつ結実したもので、結実しなかった方の胚珠は、それぞれの実の柄の元にポツンと小さく盛り上がって、痕跡として見えます。画像が小さいので、確認は無理なようです。
今頃になると、宮澤賢治の童話「いてふの実」を思い出します。
〜ことしの「千人の黄金色の子供」の旅立ちの日。北から冷たい風がふき、こどもたちは、枝から飛びおりていく。〜
もうすぐ、こんな季節になります。明日は、二十四節気の「立冬」です。
午後、ビニールハウスの中を整理、植物冬越しの準備をしました。
夜、ホットメールアドレスを、娘に頼んで登録してもらいました。このように、他人任せで覚束ないのですが、活用したいと思っています。