相変わらずの冷え込み、日差しはありましたが風も出ました。

yatsugatake2005-12-17

朝6時を回って、目覚まし時計に起こされました。
今朝もかなり冷え込んでいます。西の空に、有明の月が輝いて見えました。
宮澤賢治の「有明」が思い出されます。
 起伏の雪は
 あかるい桃の漿(しる)をそそがれ
 青ぞらにとけのこる月は
 やさしく天に咽喉(のど)を鳴らし
 もいちど散乱のひかりを呑む
6:30、防寒をしっかりして、「紅浅間」撮りに出かけました。山肌に雲がかかり、条件はあまりよくありません。まだ、赤みがかかっていません。待つこと20分、ようやく眼前に「紅浅間」が現れました。昨日よりは、多少赤みが多く感じられました。
浅間連峰に続く周りの山々、茜色の空が帯状に連なり絶景でした。宇宙飛行士が見た美しさには比べようがありませんが、新鮮な感動を覚えました。
この寒い朝、近くの梢にはカワラヒワが群れ鳴き、姿が見えないが確かにツグミも鳴いていました。空を見上げると、鴨の仲間でしょうか、水鳥の群れがV字飛行をしていました。また、別の群れが、竿になって飛んでいきました。
こんな景色を見るのは久しぶり、「早起きは三文の徳」を実感したことでした。