冬型の降雪、午後3時の氷点下3.0度が最高気温でした。

yatsugatake2005-12-18

朝、起きてみると5センチほどの積雪があり、まだ舞っています。
アメダスによると1ミリの降水量で、量こそ多くはありませんが冬型の雪です。
午前中は、弱い日差しに「風花(かざはな)」が舞いました。
そんな中を、ツグミウメモドキの実を求めて頻繁に訪れました。辺りが雪に覆われてしまい、餌がないのでしょう。運よく今日は、ヒヨドリが姿を見せません。
ツグミは、性質が警戒心が強く餌採りは遠慮気味、枝の間に隠れるようにして餌を啄ばみます。珍しく、3羽が止まって啄ばみました。よほど、おなかを空かしているようです。
早速、カメラを向けました。啄ばむときの動作が意外と速くて、ピンボケやらつまらないショットになってしまいました。赤い実を銜え込んだ瞬間も撮れましたが、枝が邪魔したり…


『聴いて楽しむ野鳥100声』、著者の山岸哲氏が、ツグミの解説見出しに、「胸を張り、背を伸ばして人生を渡る苦労家」と、書いています。〜動作を終えると決まって胸を反らせるところが、生真面目なこの鳥らしい。〜とも書いています。
おとなしい控えめな性格のためか、ハヤブサに狙われたり密猟に遭ったり、様々な迫害を受けてきたようです。ウメモドキの実ぐらい、周りを気にせず、ゆっくり食べてほしいです。